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「裸足本、撮影日記」

by からだソムリエ 斎藤綾子

727日、夏真っ盛りという言葉が相応しい7月の最終週。もう、うっすらと汗が

にじむような感じ。まだ、朝の9時だというのに・・・。

 

裸足ランニングのイベントではもうすっかりおなじみの代々木公園。今回はここで

この秋出版予定の「裸足ランニングの実用書」(仮題)の撮影です。

出版社は実用書界では老舗中の老舗会社様です。

 

裸足ランニング、すごい勢いで世の中を文字通り「駆けあがって」おります。

 

出版企画の担当の方、ライターさん、カメラマンさん、ビブラム・ファイブフィンガーズ販売担当の方、そして、裸足と言えば「裸足王子」こと吉野 剛さん。そこに私も加えていただき、(何故か一番弟子と呼ばれていました)「裸足ランニング制作班」のできあがりです。そうして撮影がスタートしました。年齢も近いせいか、みんな和やかムードですよ。

 

今回、私は光栄にも撮影モデルというお話をいただき、「わ~い、どんなことするんだろ~?」と、ドキドキしながらもわくわく。(素人ですね)

吉野王子の指導・監修のもと、順調に撮影は進みます。とはいえ、「ド」がつく素人の私、

カメラに向かっていざ走るとなると、顔が硬く動きもぎこちなさを感じてしまいます。

そうなる度に「私はモデル~。」と理想的な笑顔とフォアフットで走る自分の姿をイ

メージ。うん、そうそう。これでいけそう。・・・一人イメトレ、効果は絶大です。

 

 次は吉野さんを撮影。「おおっ」と感嘆とも、どよめきともつかぬ声が上がります。

「顔つきが違ってくる」「う~ん、ホントだ」

・・・そうなんです。裸足王子、緊張しているわけではなく、「裸足ラン」に対する熱く、

真摯な想いが、そうさせるのです。決して無愛想とか、強面という事ではないのです。

ところが王子、「笑って!」とリクエストすると何故か、顔がこわばる~。さて、どうやって爽やか笑顔の王子にしようかな・・・。そうだ!「王子!!」で行こう。

「王子コール」を連発すると、おおっ!照れ笑いの吉野さん。「裸足ランニング界のハニカミ王子」ですね。この作戦はまずまず成功でしょうか。

 

 本のため、お手本版とNG版を用意しなければいけません。・・・というわけで、

NG版の撮影もしますが、私にとってはNG版の方がいつもやっていそうな感じがして

やりやすいような気もします・・・。気負いがないからできるのかもしれませんね。

 

SANY0850.JPG

 昼食をはさんで午後の部。撮影再開です。

 

 平日の代々木公園は人もまばら。加えてこの暑さ!太陽は容赦なく照りつけ、日焼け止めを塗った私も、うっすら・・・、いえ、こんがりと焼けてきました。

 広い公園の中をおあつらえ向きのポイントを探してあちこち移動です。そのためか、撮影のために裸足で走った距離よりも、裸足で歩いた距離の方が長かったりして・・・。

 

 カメラマンさんのシャッターを切る音が気持ちよく当たり前のように感じられてきたのは、一日目の予定も終わりかけてきたころ。

夕方の色を増してきた午後5時過ぎ、終了しました。

 

肩がひりひり痛い。恐る恐る見てみると、赤くなっていました。一日でこんなに焼けるなんて・・・。

「うわー、焼けたねー。」とスタッフのみなさんからそんな言葉が漏れます。

「・・・焼けたのかな?今日???」そう呟く裸足の王子に一同「変わんないよ!!」

 自然児の裸足王子は既に十分陽に焼けているのでした。

 

こうして、2日後の撮影を楽しみにしつつ、都心の森はゆっくりと暮れていくのでした。

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