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[篠崎友 リポート] ITUロングディスタンス世界選手権

バイクがとにかくとても強い篠崎選手からのリポート。欧州でやってくれたか!?^^

 

レース名 ITUロングディスタンス世界選手権

 

 日時  2010年8月1日
場所  ドイツ インメンシュタットオールゴウ
 距離  SWIM 4km
BIKE 130km
RUN 30km
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  ウェットスーツ BLUESEVENTY ヘリックス
ゴーグル    BLUESEVENTY VISIONホワイトミラー
フレーム    AVANTI カンタム
  DHバー    PROFILE T2+
  ボトルゲージ  PROFILE カーボンボトルゲージ
  ステム     PROFILE コブラホワイト
  チェーン    KMC X10SL
  バイクシューズ DMT ラディアル
ランシューズ  ZOOT ウルトラ
  サンバイザー  BODYTUNE
  ウォッチ    SUUNTO T6C
  フットポット  SUUNTO 

結果  30位

 

 

 

P8010151ds20.JPG 初の世界選手権、初のヨーロッパでのレース。日本の蒸し暑さとは大きく違いヨーロッパの夏はカラッと乾燥していて涼しい、しかも大会会場はアルプスに近い山岳地帯だったので曇っているとTシャツでは寒いくらいだった。
 大会当日、寒い朝ではあったが空は快晴になった。水温は17度と低かったがウェットを着てしまえば問題ない。今年からウェット着用のレースはどれもタイムが相対的に見ると良くなっているし、実際泳いでいても進み方が良い事が実感できている。
 7時ちょうどにスイムスタート、スイムだけがアイアンマンよりも200m長い4km、今まで4キロをレースで泳いだことは無いがマイペースで泳ぐ事を肝に命じてスタート。スイムコースが簡単な事と湖で全く波が無い事で、コース中盤にできた集団はほとんどバラける事折り返しへ、正面からの朝日で何も見えなかったので前を泳ぐ選手の足を追いながらスイムアップ。
 水温が低い為平衡感覚が鈍感になりフラフラしながらトランジッションへ。
 バイクをスタートして湖から町の中へパヴェでは無いが細い道に観客がカウベルやらブブゼラやらで応援してくれた。町から山に入る坂は15%オーバーの急勾配が300mほどつづく、全コースで一番の応援で道幅は6mほどあるのだが観客のトンネルができていて2mぐらいしか道が見えない、しかも道にはチョークで応援が書かれていてちょっとしたツールのような状態になっていた。坂の頂上にはサポーターが書いてくれた「フクイ、シノザキ、マツマル、ガンバレ!!」の字も書かれていた。
 一周目80km、二周目50kmの合計130kmのバイクコースは平坦と坂が半々くらいあるものの坂の勾配と長さが厳しくバイクスタートをして3つ目の坂で痙攣になりかけた。水温が低かった事が影響しているのは確実だが本当に痙攣になってしまうとレース事態を失ってしまうので慎重に進んだ。今回の大会はエイドステーションもアイアンマンジャパン並にしっかりしていてスムーズに補給をする事が出来た。
 上りと下りでは前にいる選手との差を詰める事が出来たが、平坦で遅れてしまう。日本から出るとトライアスロンでもバイクの力の差を肌で感じる事が出来る。胃の中の蛙であっては次の段階には進めないだろうし、目指す所に到達するにはその上を行かなければならない。 バイク中は補給用ジェルを大量に右半身にかけるという失敗くらいしかトラブルは無かった、足りないぶんはエイドのバナナで補給した。
 コースが複雑でバイクの最後で戸惑ったがトランジッションに帰還、太陽は真上になり今回の遠征で一番暑い昼となった。
 ランは10km周回を3周する30km。コースは町や湖、線路沿い、トラックを走るバリエーション豊富なコースロケーションで常に応援がいる。町とトラックは特に人が多く通る旅にMCに「ユーシノザキ、ヤーパン!!」と紹介され観客も「ヤーパン!」と応援してくれる。アジア系の選手が極端に少なく全体の1%にも満たなかったので珍しかったのか、あまりに自分のユニフォームが目立っていたのかわからないが、とても応援される事で30キロがあっという間に終わった。実際にペースも20キロまではほとんど落ちず残りの10キロも辛くはあったが気持ち悪さや吐き気はほとんど無かった。
 最後フィニッシュは初の世界選手権とヨーロッパレースで力を出し切ったという達成感でフィニッシュした。
バイクの走りが納得行かないがレース当日のコンディションの中では最善を尽くす事が出来た。自分の感覚ではわからない疲労をJEJUのトライアスロンから持ち越してしまったのかもしれない。しかしこの遠征で得たものが、これからの成績の布石となると強く感じている。
ハワイトップ10は遥か遠くにある、しかし目指す目標としては間違いなく価値がある。
そこに向かう為の環境こそが今一番の問題であり、改善点である。
 どうか篠崎を本物のプロにしてください、よろしくお願いします。

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